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2015/11/14 2015年2nd Stage 最終節


 2015年シーズンで初めて雨天開催となった羊年霜月!

 フロンタウンさぎぬまコートに集まったMSY選手に降り注ぐ大粒の雨。
 前節までの1位横浜メンディエタ、2位駒沢かふぇーズ、3位NAKED SAMURAI の勝ち点差はわずか2。雨の環境を味方につけたのはどのチームか?
 MSYリーグ史に優勝チームを刻む戦いが幕を開けた。






● 第1試合: 横浜メンディエタ(YM) 2 - 0 S.O.J.(SOJ)



 前節SOJが大勝したこの試合。SOJはGK14仁選手、FIXO5岡部選手、ALAに新星昇龍(ドラゴン)船山選手、PIVOに20あいち選手と39サック選手で臨む。対するYMはGK3クラッチ小黒選手、FIXO5文鎮三上選手、16ルンバ前田選手、ALAに4ハンマー大形選手、17TOMO久保田選手、18いそっち選手、55さとちゃん選手、PIVO11レフティー久保田選手、20剣闘士勇選手、交替選手を豊富にそろえて臨む。

 序盤、YMが16ルンバ前田選手、18いそっち選手、17TOMO久保田選手を中心にボールを右に左に回して少しずつSOJ陣内の高い位置まで攻め込む。しかし、SOJも守護神14仁選手が落ち着いてシュートを防ぎゴールは許さない。一方、攻撃面では新星昇龍船山選手がボールを持ちドリブルを仕掛けるが、他選手とタイミングが合わずにボールがなかなかつながらない。

 先制点は意外な形でYMが奪う。SOJペナルティエリア内でハンドをもらい、18いそっち選手がPKを右隅に落ち着いて決める!続く2点目は、高く上がったボールを5文鎮三上選手がヘディングでパスし、17TOMO久保田選手がダイレクトシュート!ゴール左隅に決める。

 欲しかった先制点を奪ったYMが、20あいち選手、5岡部選手が左サイドから攻撃を仕掛けるが、全員守備で決定的なシュートチャンスを許さずに試合はこのままタイムアップ。YMが勝ち点23となり、優勝に一歩前進した。





● 第2試合: NAKED SAMURAI(NS) 3 - 0 S.O.J.(SOJ)



 前の試合でYMが勝ったため、逆転優勝を狙うNSは絶対に負けられないこの試合。NSはGK兼ALAの13ISSEI選手、FIXO兼GK10RYU選手、ALAに今シーズン初出場の22辻村選手、17田村選手、PIVOに8タカ選手で臨む。SOJは連戦となり、冷たい雨が容赦なく各戦士のスタミナを奪う。

 試合は序盤からNSペース。13ISSEI選手が中盤から右に張る8タカ選手に鮮やかなスルーパスを通すと、走りこんだ8タカ選手がシュートを決めて1点先制。その後も、22辻村選手・17田村選手が両サイドで上下動を繰り返し、センターに13ISSEI選手が両サイドにボールを散らし、ゲームを支配する。

 SOJは5岡部選手がアイディアプレー。左サイドでボールを空高く蹴り上げて前線の39サック選手の頭を狙いリズムを変えようと苦心するが、追加点はNS。自陣コーナーキックからのセットプレーを跳ね返すと、ボールはSOJサイドに跳ね返り、PIVO8タカ選手がボールを持ち20mを独走、GK仁選手もかわして2点目をSOJゴールに流し込む!

 後半、NSはGKを13ISSEI選手に交替。後半早々、3点目をNSが奪う。ハーフウェイ付近から17田村選手がボールを持ち左サイドにドリブルし、左サイド45度から放ったシュートがSOJゴールに突き刺さる!

 終盤、SOJがカウンター攻撃を仕掛けるが、20あいち選手、5岡部選手の連続シュートもGK13ISSEI選手が好セーブでゴールを防ぐ。ここでタイムアップ。NSが勝ち点21となり、勝ち点2差のままYMを追走する展開となった。





● 第3試合: 駒沢かふぇーズ(KC) 1 - 0 横浜メンディエタ(YM)



 YM勝ち点23.KC勝ち点19.優勝を賭けた直接対決第1弾。両チームともに優勝に向けて絶対に負けられないこの試合。KCはALA0ボーノ選手、3しんちゃん選手、5トニー選手、FIXO6たっちゃん選手、PIVOしゅうへい選手で臨む。

 試合が動いたのは後半。YMがKC陣内で攻め込むが、ボールを奪ったKCが鮮やかなカウンター攻撃に転じる。左サイドから3しんちゃん選手から前線に走る6たっちゃん選手に縦パス一本。YM守備が戻りきる前に6たっちゃん選手がゴール右隅に流し込み先制点を奪う!

 1点を追いかけるYMが攻撃に軸足を移しKCゴールを伺うが、ボールを回せずにシュートまで持ち込めない。決定的なチャンスをつくれないままタイムアップ。

 首位2位の直接対決はKCが勝利。YMが勝ち点23で足踏み。KCが勝ち点22。残り2試合を1勝1分以上の成績で逆転初優勝できるチャンスが広がった。





● 第4試合: 横浜メンディエタ(YM) 2 - 0 NAKED SAMURAI(NS)



 YM勝ち点23。NS勝ち点21。優勝を賭けた直接対決第2弾。勝ったチームが優勝に近づくこの試合。NSは13ISSEI選手、17田村選手、22辻村選手の動けるALAがボールを回して前線で構えるPIVO8タカ選手に決定的なチャンスをお膳立てすれば、YMはPIVO11レフティー久保田選手にフリーな状態でボールを託すために残るフィールド選手が相手マークを散らす動きで対抗。

 試合はNSが序盤からT2I(Tamura-Tsujimura-ISSEI)->T(タカ)選手がボールを左右に散らし上下に運びYM守備を翻弄。ハーフウェイラインを超えると現れるのは3人目のT(タカ選手)。タカ選手がスピードに乗ったドリブルでYM守備を切り裂くが、YM最終ラインが体を張ってゴールを防ぐ。

 ハーフウェイラインを挟んだ攻防で互角の勝負を繰り返すまま、試合が動いたのは後半。GK3クラッチ小黒選手からのロングフィードを左サイドで受けた11レフティ―久保田選手。体を反転すると、黄金の左足がさく裂!NS守備陣が戻る前にゴール右隅にシュートを決めて貴重な先制点を奪う!

 1点を奪われて攻撃に重心をかけたNSに対してYMがカウンター攻撃で追加点を奪う。自陣からのスルーパスに対して右サイドを駆け上がった4ハンマー大形選手。40mをスプリント走で走り切り追いついたボールをそのままゴール左隅に流し込み2点目を決める。

 押し気味に試合を進めたNSだったが、一瞬のスキをついたYMがゴールを決めてこのまま逃げ切った。直接対決を制したYMが勝ち点26。NSは勝ち点21に留まり優勝のチャンスが消滅した。昨日の敵は今日の友。YMの優勝はNSの頑張りにかかる という他力本願型に変わった。





● 第5試合: NAKED SAMURAI(NS) 5 - 0 駒沢かふぇーズ(KC)



 KC勝ち点22。NS勝ち点21。既に今節を終えたYMは勝ち点26。KC初優勝への条件は最低1勝1分。NSも2位を目標に切り替えて優勝を賭けた直接対決第3弾。KCが勝てば初優勝に逆大手。NSが勝てば逆転2位に近づくこの試合。試合は思わぬ展開で動く。

 左サイドの17田村選手がゴール正面に走りこむ10RYU選手にパスを送ると、10RYU選手がGK正面を狙うシュート! ボールはGKをすり抜けてKCゴールに吸い込まれる。あっという間の先制点。不意を突かれていつものペースを乱されてたKCの動揺を見逃さず、続けてNS17田村選手が右サイドからシュートを放つと、横っとびで指先でKCのGKが好セーブを見せるが、こぼれ球に二の矢を放った8タカ選手が2点目を決める。

 2点を追う展開となり、優勝には最低でも勝ち点1が必要なKCは6たっちゃん選手、3しんちゃん選手がドリブルでボールを運び、PIVOしゅうへい選手を狙うが、前後に空いたスペースをNSがうまく使い、再三再四カウンター攻撃を仕掛けると、22辻村選手が今シーズン初得点を決めて3点目。前半を終えてNSが3点リードする展開となる。

 後半も主導権はNS。17田村選手と8タカ選手の タカ&タム 連携攻撃で4点目を決めれば、タカ選手がダメ押しの5点目を決めて試合終了。勝ち点24でリーグ戦を終えて逆転2位に浮上した。

 優勝には最低でも引き分けがほしかったKCだが序盤の失点からの出遅れを取り戻せずに、まさかの失速。勝ち点22に留まり3位に後退した。この瞬間、YMの優勝が決定した。





● 第6試合: S.O.J.(SOJ) 2 - 1 駒沢かふぇーズ(KC)



 優勝を逃したKCだが2位のチャンスが残る2015年MSYリーグ最終戦。KCが勝てば2位。負ければNSが2位。

 試合は序盤PKを得たKCがしゅうへい選手のペナルティキックで先制点を奪えば、SOJはゴール正面の20あいち選手からの左スルーパスを39サック選手が走り込み綺麗にシュートを決めて同点に追いつく!その後は降り続く雨と優勝ロスに心身ともスタミナを消耗したKCに対して、最終戦に意地と2016年の光を探すSOJ新星昇龍船山選手が徐々に5岡部選手、20あいち選手と息があってきてボールが回るようになってきた。

 前半1-1のままで折り返し後半。KCは助っ人選手がバイシクルシュートでSOJゴールを脅かすが、追加点はSOJ。39サック選手と20あいち選手のコンビプレーがさく裂! 自陣から左サイトに大きく蹴りだしたボールにスプリントして追いつくと20あいち選手に横パス。これを20あいち選手が冷静に決めて2点目を奪う。その後は、新星昇龍船山選手が53五味選手をほうふつとさせるボールキープ&スプラッシュパスでリズムを作れば、FIXO5岡部選手が最終ラインで体を投げ出してシュートを防ぐ。試合はこのままタイムアップ。

 優勝の可能性があったKCだが、2連敗で失速して3位に終わった。







[2015年2ndStage最終結果] ■詳細はこちら■ 
 優勝:横浜メンディエタ(7) 勝ち点26 8勝2分5敗 
 最高殊勲選手MVP:17TOMO久保田選手(横浜メンディエタ)
 得点王:6たっちゃん選手(駒沢かふぇーズ)19点
 敢闘賞:8タカ選手(NAKED SAMURAI)



 開幕6連勝で抜け出した横浜メンディエタでしたが、その後の失速で3チームの可能性を残すまれにみる接戦で迎えた最終節。最終節も最後まで優勝チームの可能性が移る見応えがある展開でした。 雨と他力本願に強い横浜メンディエタの真骨頂が表れた2015年シーズンでした。2016年は3連覇を狙います。

 2位は勝ち点24:NAKED SAMURAI。
 ユニフォームを桜色に一新して2015年は久々出場の選手が増えてチーム力が強化され、2016年は2年ぶりの優勝を狙います。

 3位は勝ち点22:駒沢かふぇーズ。
 2ndStageは最終試合まで優勝の可能性を残し旋風を起こしました。2016年は台風の目となり初優勝を狙います。

 4位は勝ち点13:SOJ。
 2ndStageはメンバ―集めに苦戦しましたが、3代目53こと縄田選手、新星昇龍船山選手と新戦力が現れて2016年は古豪復活、3年ぶりの優勝を狙います。


 長い2015年シーズンの締めはフレンドリーマッチで蹴り納め。12月12日(土)蒲田です。
 2016年シーズンは2007年5月27日に始まったMSYリーグが結成10周年を迎える記念年です。
 10周年に向けて、Let's enjoy MSY!!



>最終節の試合結果はこちらから
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